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睡眠時無呼吸症候群は体型と関係なく発症することが判明!いつもダルくて疲れやすい人は注意が必要

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睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群と言えば、太ってる人が睡眠時に激しいいびきをかいて一定時間呼吸が止まる病気、という認識を持っている人が多いと思います。

なので特に太っていない人は「自分には関係ない」と考えがちですが、実際には痩せていても睡眠時無呼吸症候群になる可能性はあります。

顎が小さく、気道が狭い人、鼻詰まりがある場合などには特に注意が必要。いずれの場合もいびきをかいているので一緒に寝ている人から指摘されたことがあるようなら可能性が高いかもしれません。

一人暮らしや一人で寝ている人は誰も指摘してくれないので特に気付きにくいです。

いつもダルくて疲れやすい、休みの日は放っておくと長時間寝てしまう、週5日8時間労働は体力的にキツイと感じている人はいびきをあまり自覚したことが無くても調べてみる価値はありそうです。

病院に行く前にセルフチェック

いびきというのは自分ではかいていないつもりでも寝入りばなや夢を見ている時に思ったよりかいていたりするもの。特にうたた寝をした時に自分で「いびきをかいているなあ」と感じながら寝ていた経験がある人は要注意。

また、ダルさだけでなく外に出て太陽の光に当たるとフワフワ、クラクラするような感覚がある人も睡眠時無呼吸症候群で酸素不足に陥っている可能性があります。

とは言ってもなかなか病院に行ってまで検査する気にはなりません。

ちなみに自分で寝ている状態を再現しようとしてわざといびきをかいてみたり、力を抜いてみたりしても実際に寝ている時と筋肉の緩み方が違うので参考にならないです。

そこでまずはいびきをかいているか調べてみると大きな判断材料となります。

一晩中寝ている時の音声を録音し続けてもいいのですが、スマートフォンのいびきを録音するアプリを使うのが簡単。

ストアで「いびき 録音」などと検索するといくつもアプリが出てくるので評価の高いものを選んで入れましょう。実際に試したのは「いびきラボ」というアプリ。広告さえ気にしなければ無料で使うことができます。

キャンペーン中は半額になるのでしばらく使ってみて気に入ったら安くなるのを待つといった方法もあります。

アプリを使って録音してみると自分がどの程度いびきをかいているか確認することができます。

気になるのはバッテリーの消費量。そこそこ使い込んだAndroidの場合で7時間程度だったら20~30%くらいしか消費しませんでした。電池の残量が50%以上なら特に充電器を繋げたままにしなくても大丈夫そうです。

グラフが水平(※いびきラボの場合)でまったくいびきをかいていない場合は睡眠時無呼吸症候群の可能性はかなり低いと言えます。

反対に結構ないびきをかいていてダルさと比例するようなら睡眠時無呼吸症候群の可能性はかなり高くなります。

もちろん、風邪を引いている、熱があるなどの体調不良や自律神経が乱れているといった他の要因がある場合にはいびきをかいてなくてもダルい日はありますし、騒音などによって熟睡できない日もあるので何日か試してみてみるといいかもしれません。

 経験談 
今まで日によって多少は元気な日もあれば、ものすごく疲れていて無気力な日もあり、体調が安定しないことに長年悩まされ続けてきました。食べ物によるアレルギーを疑ったり、病院に相談しても原因の特定には至らず…。
ところが興味本位でいびきを録音するアプリを使ってみたことで思いがけずその原因が判明することになります。毎日睡眠の記録をとることでいびきの量と翌朝の疲労度が関係していることが分かったのです。
睡眠中にいびきをかいている割合が20%以内なら比較的元気で20~30%ではややダルく、30%以上ではかなり疲れているというように疲労の原因が数値で見えるようになっただけでもかなり救われます。
例え寝起きのタイミングが悪くてもいびき率が低ければ会社に着いて仕事をしているうちに少しづつ目が覚めてきます。どうしても目が覚めない日はカフェインを摂ると元気が出てきます。昼食後もほとんど眠くならないし、持久力もあって夕方になってもあまり疲れません。
逆に寝起きがよくても仕事をはじめる頃には早くも疲れが出てきて昼食後の眠気も強く、夕方にはグロッキーになってしまう場合はいびき率が高い日が多いです。こうなってしまうとカフェインもあまり効きません。
朝起きてどれだけいびきをかいたか確認し、多かった場合にはこれから1日働くかと思うと絶望的な気持ちになりますが、寝ている間に陥ってしまった酸素不足を取り戻すように深い呼吸や腹式呼吸を意識的におこなうと少しはマシになります。

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簡易検査

いびきを録音するアプリだけでは実際に無呼吸に陥っているかまで調べられません。そこで病院に行って検査をしてもらう必要があります。

睡眠時無呼吸症候群の検査をおこなっている病院に行くと、自宅でおこなう検査器具をすぐに病院から貸してもらえるか、その場では申し込みだけして後日TEIJINから送られてきます。
※正式名称は「帝人在宅医療(株)SAS検診支援センター」
※発送前に電話がかかってきて配達日時の希望や使い方についての質問をすることもできます

この機械は24時間分記録できるので1晩8時間としても約3回分の情報を残すことができます。

ただし分析してもらえるのは最後に記録した分だけなので「昨晩は結構いびきをかいたかも」と感じたら1回だけ記録すれば充分です。

たまたま調子がよくていびきをかかなかった場合のみ、2回目、3回目を記録して最後にいびきが多かった状態が残るようにするといいかもしれません。

いびきをかくためにわざとお酒を大量に飲むといった行為はやめた方がいいと思います。

腕に機械を装着して鼻まで管を引き回さないといけないので結構面倒だし、邪魔で眠れないような気もしますが、よほど敏感な人じゃなければ大丈夫です。

この時にかかる費用は3000円程度。

返却してから1週間ほどで結果が出るので再度病院に行って検査結果を聞いて資料を受け取りましょう。

ここまでは睡眠時無呼吸症候群の検査をおこなっている病院ならどこでもやってくれます。

正しい病院の選び方

睡眠時無呼吸症候群の病院を探す時に便利なのが睡眠時無呼吸なおそう.comというサイト。

先ほどの自宅でできる検査までは「簡易」というアイコンのついた病院でできるのですが、それ以上は「精密」というアイコンがついている病院じゃなければ進めません。

簡易検査で睡眠時無呼吸症候群の可能性が高いと診断されると、紹介状を書いてもらって別の病院に行かなければならなくなるので最初から精密検査のできる病院に行く方が話が早いです。

もちろん睡眠時無呼吸なおそう.com以外にも検索すると睡眠時無呼吸症候群の検査をしてくれる病院もあるのでググることも忘れないように。

また、病院名でググることで検索結果の右側に「Googleマイビジネス」が表示され、病院の点数やGoogleのクチコミを見ることもできます。気になる病院を見つけたら徹底的に調べてから行くようにしましょう。

精密検査

簡易検査によって睡眠時無呼吸症候群の反応が出ると病院に一泊して精密検査をおこないます。

一泊する必要があって入院施設のある病院じゃないとおこなえないため、精密検査のできる病院は限られてしまうのです。

精密検査の費用は2万円~と結構高額になります。

検査の結果、治療が必要だと診断されると、CPAPやマウスピースによる治療をおこなっていきます。

CPAPは毎月の診察代も合わせると月5000円くらいかかってしまいますが、合っている人にとっては嘘のように昼間のダルさを解消することができます。

月5000円は一見高いように感じます。ところが、今までダルさや疲れだけでなく、休みの日は放っておくと長時間寝てしまう、週5日8時間労働は体力的にきついと感じていた人にとって、毎日エネルギッシュに疲れ知らずで過ごせるようになるとしたら、5000円以上の価値は充分にあります。

睡眠時無呼吸症候群のCPAP療法をはじめるまでの流れと実際に使った時に感じる問題点

病院に頼らない睡眠時無呼吸症候群対策

病院に行くと時間も費用もかかるため、まずは自分で対策してみたいと考える人も多いと思います。

アプリによってはいびき対策が選べるものもありますのでそちらも参考にしてみてください。

横向きに寝るための工夫

一般的に仰向けに寝ると、いびきをかきやすいため、横向きに寝るとよいとされています。

そこでウエストポーチにゴルフボールなどを入れて背中側に装着したり、リュックにペットボトルを入れて背負った状態で寝るといった方法が提唱されています。

どちらも逆の横向きに体勢を変えようと思っても一度仰向けになることが難しいという弱点があります。

慣れれば何とかなるのかもしれませんが、結局体勢が固定されることが煩わしくなって無意識に外してしまいます。

横向きに寝るために横向き用枕を使う

横向きに寝るために専用の枕を使うという方法もあります。

枕自体に結構な高さがあるので低い枕を使っている人には合わない可能性があります。

高さが合わない枕を使うと余計いびきが激しくなるので合わないと感じたらすぐに使用を中止しましょう。

また、抱き枕も市販されているのでこういった商品を試してみてもいいかもしれません。

いびき対策グッズ

楽天やAmazonなどでもいびきや睡眠時無呼吸症候群対策グッズが売られていますが、レビューを見るとたまたま体質に合っていたという人以外はあまり効果がないようです。

その中でも比較的評価の高い商品がありました。

舌用マウスピースと鼻腔拡張グッズのセットです。

舌用マウスピースは装着したまま寝れるようになるは慣れが必要のため、かえって眠りが浅くなってしまう可能性があるものの、睡眠時に舌が落ち込んでいびきをかいてしまうタイプの人に効果を発揮します。

ストッパー部分を唇に当てると舌が前に出過ぎて眠れないという感覚がありました。歯に当てるようにすると少しは違和感を減らすことができます。

価格が安いので鼻詰まりや舌が落ち込んでしまうことが原因と考えられる人は一度試してみる価値はありそうです。

枕の高さ

横向きに寝ることを意識しても実際にはいびきが減らないことも多く、ただ単に横向きで寝ただけでは効果が出にくいこともあります。

そこで自分でできるいびき対策でまず試しておきたいのは枕の高さを調整すること。

低めの枕を使っているつもりでも実際には適正な位置よりも高く、睡眠時に筋肉が緩むことで気道が圧迫されてしまい、いびきをかいてしまっている可能性があります。

また、旅行に行くといつもよりダルいと感じる人はホテルや旅館などの枕の高さが合っていない可能性も考えられます。
※疲れているといびきが激しくなるため、枕の高さだけが原因とは限りません

そこでまずは枕を取っ払い、バスタオル数枚をたたんで重ね、その上から椅子用の薄いクッションなどを被せたものを枕代わりに寝てみることをおすすめします。

最初は低過ぎて首に違和感を感じてなかなか眠れないかもしれませんが、慣れると気にならなくなります。

いびきを録音するアプリを使ってその日のいびき率をチェックし、毎日バスタオルの量を調整して高さを変えてみましょう。一番いびきが少ない日が自分に適した高さになります。

自分に合った高さが見つけられると仰向き、横向きによる影響は少なくなるはずです。

注意が必要なのはタオルやクッションを重ねて作った枕は崩れやすいということ。せっかく枕の高さを調整しても崩れてしまっては意味がないので毎日きちんと整えましょう。

もちろん、枕の高さを調整してもいびきが減らないこともありますし、多少減らせても根本的な解決とはなりませんので、最終的には病院で相談してください。

少し上を向く

溺れた人を助けるために人工呼吸をする場面を思い浮かべると、必ず気道を確保するために顔を上に向けるようにしています。

この方法を睡眠時に応用して少し上を向いて寝るようにすると気道が確保できる可能性があります。

横向きの場合は高さを調整した枕を使い、仰向けの場合は枕を外してしまった方がいいかもしれません。

枕の高さを低くして横向きになるとうつ伏せ気味になって余計いびきが激しくなってしまう場合があるのでこれを回避するためにも有効です。

どちらの場合もあまり大げさに上を向くと眠れなかったり、首が痛くなるので慣れるまでは少しだけにしておいた方が無難です。

睡眠に就く時は普通に寝て、寝返りをうつ時などに一時的に目が覚めたら少し上を向いてみるといった方法もあります。

くれぐれも首が痛くならないよう注意してください。

まとめ

CPAPは市販されていないため、病院を探して簡易→精密と検査を受けて診断されるという長くて大変な道のりを辿らなければなりません。

おまけに精密検査のできる病院はなかなか予約がとれない状況となっています。

睡眠時無呼吸症候群はダルさや疲れの原因となるだけでなく、高血圧や糖尿病のリスクを高め、寿命を縮めると言われています。

また、お酒を飲むといびきをかきやすいというデータもあるので飲んだ次の日はダルいと感じる人はアルコールのせいではなく、睡眠時無呼吸症候群の可能性もあります。

今まで疑ったことがない人でも疲れやすくて仕事を続けるのがしんどいと感じたら、まずはアプリでいびきをかいていないか確認してみることをおすすめします。

週5日1日8時間も働くのは疲れるという人は無理せず自分のペースでできる仕事をみつけよう

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