
会社に勤めている人にとって毎日のお昼代はできるだけ安く済ませたいもの。1日500円節約できれば月20日勤務として1ヵ月間で1万円も得します。これを1年間続ければ12万、40年働き続けたとして480万!結構いい車が買えるほどの金額となります。
お昼代を節約するために理想的なのはお弁当を作って持っていくことです。とは言っても奥さんがお弁当を作ってくれるとは限らないし、独身の人は早起きして自分で作る時間があったらギリギリまで寝ていたい。
そこであまり労力を使わずにいかに節約できるか考えてみたいと思います。
激安弁当
激安弁当と言えば200円台で買えるものが多く、すごいものだと100円台後半、多少高価でも300円台とかなり安く済ませることができます。
激安弁当を売っているお弁当屋さんが運よく会社の近くにあればいいのですが、なかなかそううまくはいきません。
そこで大手のスーパーやディスカウントストアなら少し探せば近くにみつかる可能性があります。
有名なのは西友の298円弁当。さすが大手のスーパーだけあって味の評判もよく、ネットでは写真や感想をみかけることができます。
ドン・キホーテもお弁当の安さがネットで取り上げられています。200円弁当が有名ですが、店舗によって値段が異なるようです。
商品の安さとピザがおいしいことでお馴染みのオーケーストアも198円から激安弁当を販売しています。200円台のものや少し贅沢な300円台のものまでその日の気分によって選ぶことができます。
会社の近くの激安弁当については情報に敏感な女子社員に効くといいかもしれません。
さらに魅力的なのが売れ残ってしまったお弁当が半額で買える可能性があるということ。これを夕飯にすればかなり食費を浮かせることができちゃいます。
冷凍食品
地元のスーパーで安く買えるのが冷凍食品。お弁当用の惣菜も品揃えが豊富で子供たちのお弁当にも活用されることが多いのですが、今回は手間暇をかけないことが目的なのでお惣菜は使いません。
炊き込みご飯系やオムライスなど一品でボリュームのあるものをタッパーぶち込んで持っていきます。これなら100円~200円台で済ませることができます。
注意しなければならないのが、冷凍庫から常温に出すタイミング。会社に電子レンジがあれば温めて食べることができますが、小さい事務所には用意されていないことも多く、大きい会社では電子レンジを使うために行列ができていたりします。
その場合は温かいご飯は諦めて常温で食べることを狙います。朝に冷凍庫から出すとお昼にはまだ中央部分が冷たいこともあるので前日の夜に冷蔵に移動しておくのが確実かもしれません。季節に合わせて調整してみてください。
余裕があれば100円のカップラーメンを追加するとかなり豪華な昼食になります。
外食

事務仕事の場合はずっと社内にいると気が滅入ってしまうので、お昼くらいは気分転換に外に食べに行きたいところです。
気の合った仲間と外に出れば会社や上司の悪口を言ったり、社内では言えないような噂話ができて情報交換にもなります。
外食で安いお店と言えば真っ先に思い付くのが吉野家や松屋。牛丼だけなら300円台で食べることができます。
丸亀製麵やはなまるうどんも天ぷらをあまり取らなければ安く抑えられます。同じように立ち食いそば屋もそばと一緒ににかつ丼や天丼を頼まずにおいなりさんくらいにしておけばかなり安いです。
しかし、どれもファーストフードに限られてしまうため、会社の仲間とゆっくりおしゃべりできるような環境ではありません。
そこで頼りになるのがサイゼリヤ。パッと思い付くのは500円のランチですが、ここはあえてランチを外してグランドメニューを見てください。その中に「セットプチフォッカ付きミラノ風ドリア378円(税込)」という際立った存在があります。
もちろん単品のドリアの方が安いのものの、プチフォッカが付くことでミートソースとホワイトソースの味が延々と続き途中で飽きてしまいそうになるのを回避してくれるうえにお腹も満たされ満足感も一段とアップします。
他のファミレスではここまで費用を抑えてしまうとおつまみのような一品料理しか頼むことができません。
まとめ
他にもコンビニでパンやおにぎりを2つくらい買えば200円台に抑えることはできますが、コンビニはホットコーナーやスイーツ系などの誘惑も多く、つい予算オーバーになりがちです。
また、昼食以外にも夕方になると甘い物が食べたくなったり、お茶やコーヒー、エナジードリンクといった飲み物の出費もバカになりません。
タバコを吸っている人はタバコ代だけでも大きいうえに飲み物を余分に消費してしまうというデメリットもあります。
ある程度のボリュームがあって昼食代を抑えるのはなかなか難しいもの。毎日同じメニューでは飽きてしまうので曜日別に食べるものを決めてこれらをローテーションしてみてはいかがでしょうか。