体調管理

原因不明の下痢になる人は乳化剤が原因かも!腸が弱い人は特に気を付けましょう

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乳化剤

お腹の弱い人は長年の経験やアレルギー検査の結果から自分に合わないものを把握していて、普段から避けるように注意している食品もあると思います。

それでも下痢をしてしまい、何を食べたか考えてみてもさっぱり原因が分からなかったりします。

何かに反応しているようではあるけど、ずっと原因が特定できていない場合は乳化剤が原因かもしれません。

乳化剤は体質によっては下痢を起こす可能性のある添加物。さまざまな食品に使われていて成分や名称もいくつか種類があるのでなかなか特定されないという条件にピッタリあてはまります。

お腹の弱い人はペットボトル飲料の飲み方に注意。直接口を付けると細菌が繁殖する可能性も

乳化剤とは?

乳化と言う言葉を理科の授業で習ったことがあると思います。この乳化を起こすために食品に入れられているものが乳化剤です。

本来、水と油は分離してしまって混ざり合いませんが、これを分散させて混じり合った状態にするものを乳化剤と言います。

ボディーソープやシャンプー、洗剤や歯磨き粉などに使われているものに界面活性剤というものがあります。

乳化剤はこの界面活性剤の食品版といった存在なので極端に言えばシャンプーや洗剤を微量に食べ物の中にいれているようなもの。そう考えると下痢の原因となる可能性があってもおかしくはありません。

乳化剤には下記のような作用があります。

乳化・分散作用
互いに混じり合いにくい水と油を、一方の液中に他方を分散させる効果を乳化と呼ぶ。また、乳化した状態の液体をエマルションと呼ぶ。水・脂との親和性はHLB値で表され、HLB値が高いものはO/W(水中油滴)型乳化に適し、HLB値が低いものはW/O(油中水滴)型乳化に適している。前者は粉末ココアやコーヒーフレッシュなどを液中に分散させる効果、後者はマーガリンの水滴分離防止などがある。
湿潤・浸透作用
表面張力を低下させて液体を固体の表面に広げ、また隙間を伝って内部に染み込みやすくする作用を有する。
可溶化作用
微粒子を分散させ、水に溶けにくい物質をあたかも水に溶けたような状態にすることを指す。
起泡作用
液体と空気の界面に作用して表面張力を低下させ、液体と空気との接触面積を増加させるとともに、保護膜を作って泡を破れにくくする作用を持つ。食品では、パンやケーキ、アイスクリーム、ホイップクリームの製造などで効果を発揮する。
消泡作用
消泡作用には、すでに発生した泡を消す破泡作用と、泡立ちを抑える抑泡作用とがあるが、乳化剤は後者の作用を示す。
滑沢作用
錠剤や錠菓の製造時に、原料となる粉末の流動性を高め、原料が製造装置に付着するのを防ぐとともに、表面に光沢を与える。
洗浄作用
湿潤・浸透作用により洗浄対象に溶液が染み込み、乳化・分散作用により汚れが溶液中に分散され、再付着しにくくなる。一般に食品用乳化剤は洗浄効果が高くないため、多くの場合、野菜や食品加工機器の洗浄には一般の界面活性剤が使われる。
抗菌性
副次的な用途であるが、脂肪酸エステルの一部にはカビ・酵母やグラム陽性菌などの発育を抑制する作用があり、中鎖脂肪酸エステルなどが日持保持剤として使用されている。食品衛生法上の表示基準では、乳化・分散・浸透・起消泡・離型などの目的で使用する場合は「乳化剤」と一括表示することが認められているが、日持保持剤など乳化剤以外の目的で使用する場合には物質名で表示する必要がある。

出典:ウィキペディア(Wikipedia)乳化剤

乳化剤の種類

乳化剤と一口に言ってもさまざまな種類があります。

お腹の弱い人は乳化剤全般を避けることが理想です。とは言ってもそれでは食べられる食品が大幅に減ってしまうので自分がどれに反応するかを特定したいところ。

原材料を見ると乳化剤と書かれているものが多いのですが、お豆腐は「グリセリン脂肪酸エステル」、サプリメントは「ステアリン酸カルシウム」のように合成添加物名で記載されいるものもあるので避けるためにはある程度の名称を把握しておくことも必要です。

グリセリン脂肪酸エステル:グリセリンのヒドロキシ基の一部が脂肪酸がエステルと結合したもの
※主に「お豆腐」に使用
ソルビタン脂肪酸エステル:ソルビタンと脂肪酸のエステル
プロピレングリコール脂肪酸エステル:プロピレングリコールと脂肪酸のエステル
ショ糖脂肪酸エステル:親水基のショ糖と、親油基の食用油脂から得られる脂肪酸で構成された非イオン性界面活性剤
ステアリン酸カルシウム:飽和脂肪酸(高級脂肪酸)のカルシウム塩の混合物
※主に「サプリメント」に使用
レシチン:リン脂質を含む脂質製品の総称

原材料名に「~脂肪酸エステル」と書かれていた場合は乳化剤が入っていると覚えておくといいと思います。

乳化剤の入った食品

乳化剤が使われている食品は多いので意識しないと避けることはできません。

・パン、菓子パン
・ケーキ
・コーヒー※主にミルク入り
・コーヒーフレッシュ、コーヒークリーム
・アイスクリーム
・ホイップクリーム
・マーガリン
・チョコレート
・飴
・豆腐
・カップラーメン
・冷凍食品
※マヨネーズは卵黄によって乳化されているため、基本的に乳化剤を含みません

これらの食品でも原材料を見ると乳化剤が含まれていないものもありますので、全部を避けるのではなく、商品を選択することになります。

缶コーヒーはブラックなら原材料にコーヒーしか記載されていない商品も見かけます。乳化剤が入っているのはほとんどがミルク入り。できれば香料も避けましょう。

今まで缶コーヒーで下痢をしていた人はコーヒー自体ではなく、乳化剤が原因だった可能性もあります。
※もちろん、コーヒーが合わない人も多いので無理して飲まないようにしましょう

また、原材料は使用量の多いものから順番に書かれているので後ろの方であればお腹の調子に与える影響も少ないかもしれません。

まとめ

下痢をすると仕事にも悪影響を及ぼします。

出勤前の1分1秒を争う時の下痢は致命傷にもなりますし、会社に行ってからも辛い思いをします。

お腹の弱い人は下痢の原因となるものを特定するのはなかなか困難ではありますが、どちらにしても乳化剤のように化学合成された添加物は体に入れない方が得策です。

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