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e-Taxで納税証明書を取得しようとしたら思ったより使えないことが判明。Chrome非対応、郵送不可などの問題と手順を解説

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税務署に行くとやたらe-Taxを推奨しているような印象を受けます。きっと確定申告の時期に税務署が混雑するのを緩和するのが狙いなんでしょう。

今までと違ってマイナンバーカードやICカードリーダライタが不要になったということもあって敷居が低くなりました。

国税庁も下記のようなパンフレットを配ってe-Taxを使うことを推奨しています。

e-Taxパンフレット

そこでたまたま納税証明書が必要になったのでオンライン請求をやってみることにしました。

休日はほとんど利用可能時間外

さっそくe-Taxのサイトから「e-Taxソフト(WEB版)(ログイン)へ」というボタンをクリックすると、メンテナンス中という画面が出て使えません。

e-Taxメンテナンス中

まあ、メンテナンス中なんてことは銀行系のサイトなんかでもよくあることなので終わってから使えばいいやと思って「e-Taxの運転状況・利用可能時間」を見てみると、その日は終日休止中。

というか、ほとんどの休日は休止中ばかりでたまにしかやってる土日はありません。なので平日仕事から帰ってきて夜12時までの間にやるのが現実的な使い方となります。

平日は疲れているので、休日にゆっくりとできるのがe-Taxのメリットなんじゃないの?

Chromeは非対応、Windowsで使えるのはIE11のみ

仕方がないので平日の夜にe-Taxのサイトを開いてログインしようとすると、WindowsはChrome非対応でIE11しか使えないとのこと。

e-Tax環境チェック結果

Windows10に至ってはIE11を搭載してないのでEdgeのIEモードを使うことになります。

e-Tax Internet Explorerで開く

デスクトップPCのブラウザで最もシェアの高いChromeに対応しないなんて、もしWEBサイト制作の案件だったとしたらあり得ないことです。「うちはPCのChrome非対応で制作します!」なんて言ったらあっという間に他社に取られてしまいます。普通だったら対応しないなんて考えられません。

回避策としてF12を押してデベロッパーツールを使ってスマートフォンの画面にすればChromeでもできないことないですが、せっかくPCを使っているので広い画面でやりたいものです。

e-Taxスマートフォン

証明書のダウンロードや郵送はなし

メニューを見ると

e-Taxソフト(WEB版)(ログイン)へ「徴収高計算書」・「法定調書(給与所得の源泉徴収票等)」・「納税証明書の交付請求」・「納税手続(予納ダイレクト含む)」がご利用できます。

と書いてあるのでこれを選びます。

e-Taxログイン

続いて納税証明書の手続きを進めていくと、オンラインで済むはずなのになぜか税務署への来署予定日を入力しなければならない…。

この時点で嫌な予感がしたんですけど、一応最後まで手続きを進めることに。

すると予想通り、納税証明書はダウンロードや郵送ではなく、結局税務署に取りに行かなければならないとのこと。

そう言えばメニューには「交付請求」という謎の言葉が書かれているだけで郵送してくれるとは一言も書いていない。勝手に勘違いする方が悪いのかもしれないです。

でも、これじゃあオンラインで手続きする意味がまったくなかったりします。

平日なかなか時間がとれない人でも税務署に行くことなく証明書がとれることがe-Taxのメリットだと勝手に思い込んでました。

オンラインで申請した書類を税務署に取りに行くんなら、その時に申請しても同じこと。

納税証明書の交付請求の手順

実際にe-Taxで納税証明書の交付請求をおこなってみたところ、ちょっと分かりにくかったので簡単に手順を紹介しておきます。

e-Taxメインメニュー

ここの「新規作成」という表記がピンときません。

e-Tax申告・申請・納税

ここまでくれば「納税証明書の交付請求」と書かれているのでそこをクリックすれば進めます。

e-Tax作成手続きの選択

最寄りの税務署を選びます。「提出先」となっているところが謎。

e-Tax提出先税務署等の入力

登録する時に入れたはずの個人番号をまたここで入力させられます。利用者識別番号と暗証番号は何だったの?

e-Tax個人番号

問題の来署予定日を入れる画面。ログインしているはずなのにここでも連絡先を入力しなければなりません。

e-Tax来署予定日

「納付すべき税額、納付した税額及未納税額の証明(その1)」の作成をクリックすると下記のような画面になります。

ここで迷うのは「証明を受けようとする事項」という項目。
・法定納期限等
・源泉徴収税額
・未納税額のみ

という3つのチェックマークがありますが、通常はチェックなしで大丈夫です。
※提出先によって異なる場合があるので事前に確認してください。

e-Tax納税証明書(その1)

あとは「使用目的」を選んで内容を確認後、送信すれば無事交付請求完了。

まとめ

e-Taxで交付請求した納税証明書を税務署に取りに行ってみると、何日も前に申請しておいただけあってさすがに出てくるのは早かったです。

とは言ってもわざわざ利用可能時間に合わせてPCを立ち上げて普段使っていないEdgeからInternet Explorerで開き、利用者識別番号と暗証番号を入れてログインし、分かりにくい手順を踏んでやっとの思いで手続きを完了させる意味はほとんどないように思います。

多少手数料が安く(400円→370円)なるものの、手間を考えたら税務署に行った時にまとめてやった方がぜんぜんいいです。

誰がこんな微妙な仕組みを考えたんでしょう。

所詮はお役所仕事なのか、制作を受けた会社が天下り先となっていて適当な仕事をした結果なのかは不明ですが、国民が便利になるように考え抜かれて作られているとは到底思えません。

民間でこんないいかげんな仕事したらただじゃ済まないです。

今回は納税証明書の取得で使ってみましたが、せめて確定申告をおこなう場合には便利なシステムであることを願います。

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