開発をしているとGoogleのサービスを結構使います。Gmailやカレンダー、ドライブといった定番のツールは自分のアカウントで使いつつ、共通のアカウントにもログインしなければならない場合があります。
そんな時、いちいちログアウトして別アカウントでログインし直すのは面倒。「右上のユーザーアイコンから簡単にアカウントを切り替えられるじゃん」と思うかもしれませんが、会社によっては特殊な契約になっていてうまくアカウントを切り替えられないこともあります。
あと、ブックマークを使い分けたり、複数アカウントでログインしていてGoogleフォトからうまくダウンロードできなくなることがあったので何かうまく対策したい…と考えていました。
そんな時にふと前の現場でプログラマーからChromeのデベロッパー版を入れる方法を教わったのを思い出しました。
本来の使い方とは異なるのかもしれないけど、通常のChromeと干渉しないのでそれぞれ別アカウントでログインできて便利。
さっそく入れようとしたところ、今の現場はセキュリティが厳しく、勝手にソフトをインストールすることができません。かといって申請するには時間も手間もかかる。
ダメ元で試しにダウンロードしてみると、意外にもなぜかあっさりインストール完了。既に通常のChromeが入っているため同じものと認識されて通ったのかもしれないです。
動いてしまえばこっちのもの。デベロッパー版の方に別アカウントを設定してみると無事使い分けることができました。
よくよく調べてみるとChromeにはデベロッパー版以外にも種類が存在することが分かりました。たくさんのアカウントを使い分ける場合に便利なので紹介しておきます。
通常のChrome
Googleのサービスをメインに使っている開発会社は結構多いです。資料がドライブにあるため、使っているうちにタブが大量に開かれてしまう問題にみんな頭を悩ませているはずなんでそろそろナイスな解決策が出てきてもいいんじゃないかと思ってます。
デベロッパー向け Google Chrome
アカウントを2つ使い分けるくらいなら通常版に加えてこちらを追加すればOKだと思います。下の方が黒いアイコンはおしゃれ感満載です。
Chrome ベータ版で新しい機能を体験
ページに「一般公開に先駆けて新しい機能をいち早くお試しいただけます。」と書いてあるようにベータ版です。デベロッパー版の代わりにこちらでもいいのかもしれませんが、何かあったら嫌なので念のため安定版が無難かもしれないです。
毎日更新されるデベロッパー向けビルド
ページには「最先端のウェブを体験(Chrome Canary は動作が不安定な場合があります)」とあるようにベータ版よりももっとリスキーです。チャレンジャーにとってはたまらない魅力があるのかもしれません。一度も使ったことがないのでほんとに不安定なのか試したことはないです。
まとめ
今回は共通アカウントのFirebaseを使おうとすると一度自分のアカウントからログアウトしなければならなかったのでデベロッパー版を入れてみました。
考えてみたらGAも共通アカウントで使っているのに何故か通常版だけで平気だった気がする。
Googleもサービスが多いので仕様を統一するのは大変かもしれませんが、複数のChromeを入れなくてもうまくアカウントを切り替えられるようにしてほしいところです。